謎解き同人誌を作ろうと思ったワケ
いきなり、個人的な話で恐縮ですが、私は現在、フルタイム勤務2児の母です。
子どもは小学校1年生と、保育園に通う2歳児です。
主人も私も、職場が家から近く、お互いの両親もそれほど離れていない距離に住んでいて、何かと助けてもらえるので、世間一般的にみて、とても、本当にとてもとても恵まれていると思います。(どちらも両親にも、家族にも日々感謝です)
でも、それでもやっぱり、なかなか自分の楽しみだけのために出かけるのは、出にくいなあ、と感じてしまいます。
特に、私や主人の趣味が、ボードゲームやリアル脱出ゲームや、テーブルトークなど、どうしても一定の時間が必要なものとなると。
ボードゲームなどは、友人さん達に我が家に遊びに来ていただいて、子ども(上の子)も一緒に遊んでもらえたりするので、子どもと一緒に遊べてすごく助かるのですが(友人さん達も、いつも本当にありがとうございます)
リアル脱出ゲームやテーブルトークとなると、これはもう、子ども抜きでしか遊べません。
ふだんは、子どもを連れていけない遊びの予定が入ったときは、片方が子どもを見て、もう片方が遊びに行っています。
子どもが生まれる前は、主人と一緒にテーブルトークを楽しんでいましたが、子どもが生まれてからは、私はなかなか参加する機会がなくなってしまいました。(主人の方がわたしよりずっとテーブルトークが好きなので、セッションの機会があるなら、できるだけ主人に楽しんでほしいのです。私はテーブルトークがなくても生きていけますが、主人はテーブルトークなしの人生は無理なので・笑)
もともと、私も主人も2人で同じゲームをしたり、2人で何かをすることが好きなので、子どもが寝ついてから、ボードゲームで遊んだりもしていたのですが。
あるとき、お友達の一人が、謎解き同人誌を貸してくださって、主人と一緒に解いたのです。
2人でうんうん悩みながら解いて、自分たちの力で謎を解いて。
すごく楽しかったです!
リアル脱出ゲームですと、手分けして謎を解くので、自分が見てもいない謎が出てきてしまうのですが(大人数だからこそ、脱出できた時の喜びも大きいのですが)、少人数で解くと、当たり前ながら、すべての謎を自分で考えるので、リアル脱出ゲームとはまた別の達成感があると感じました。
で、思ったわけです。
「おうちで手軽に謎解きを楽しめたらいいんじゃないか?」と。
長い人生、どうしても、自分の楽しみのために費やせる時間が少ない時期というのはあるものです。
そんな時期でも、家で手軽に(謎が手軽に解けるわけではありません・笑)気分転換をすることができれば、普段の生活に張り合いが出るんじゃないかな、と。
楽しい時間を過ごしたり、達成感を味わうお手伝いができたらいいな、と。
大きな声で主張するものではありませんが、そうした思いで謎解き同人誌を作っております。
まだ1作しか発表できていないですが、ネタはいくつかあるので、続けられる限り、継続的に作っていきたいと思っています。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
一歩踏み出したばかりのラエティティアをどうぞよろしくお願いいたします。